FXGTは海外のFX業者です。多くのキャンペーンが行われており、これを機会に海外FXに挑戦したいと考えている人も多いでしょう。
ただ、海外FXとなると国内のFXと違い様々な取引の違いなどがあります。
そこで、今回の記事ではFXGTは安全なのかどうかを多角的な視点から解説していきます。
この記事を読むことによって、海外FXにチャレンジする際の一般的な注意点なども網羅的に知ることができ、知識でリスクヘッジを行うことができるのでぜひ最後までご覧下さい。
Contents
FXGTの特徴について
まず、FXGT特有の特徴について解説していきます。FXGT最大の特徴は多種多様な金融商品を取り揃えていることです。
このユニークさによって、日本国内のFX業者では実現できないメリットがあります。
また、運営会社の概要を簡単に述べながら倒産の可能性についても見ていきましょう。
多種多様な金融商品を取り揃えている
FXGTでは仮想通貨を含む5種類の多種多様な金融商品を取り扱っています。
ここでは、各金融商品のリスクやリターンなどを簡単に説明していきます。これらをあなたのアセットアロケーション比率に応じて配分することで、リスク・リターンを計算することも可能となるでしょう。
金融商品を上手く組み合わせることでリスク分散を行うこともできるので、各金融商品の知識は必ず身につけておくことが大切です。
為替
FXと聞くと為替取引を想像する方が多いでしょう。FXGTでも為替取引はしっかりと行うことができます。為替最大のメリットは全世界の投資家が市場に参加するため流動性が非常に高いこと、そして海外FX最大の特徴である250倍までレバレッジを効かせて取引することが可能です。
この2点の特徴を持つ金融商品のため、デイトレードやスキャルピングなど超短期から短期トレードに向いた金融商品と言うことができます。
また、資源国通貨などは政策金利差を利用したスワップ金利を受け取ることができる可能性もあり、長期投資にも向いた金融商品とも言えます。
株式
FXGTでは株式の取引も行うことができます。ただし、米国株式のみの取り扱いとなっており、S&P500やNASDAQ上場株式などの取引を行うことはできません。しかし、取り扱い銘柄については信用口座を開くことなくレバレッジ取引ができるようになっています。
株式の金融商品の特徴としては、為替に比べて流動性は低いものの、銘柄選びに成功すると世界経済が停滞しても、順調に資産が増えていく可能性もあります。
エネルギー
エネルギーや金属の取引も取り扱いがあります。金、銀、ガス、石油の取り扱いがあり、基本的な先物取引が可能です。
エネルギーに関しての取り扱いは、アメリカ国内と石油のみイギリスも取り扱いがあります。
金融商品のとして金は特に不景気のときにリスクヘッジ先として取り扱われることが多く、値上がりも見込めるでしょう。
石油は、地政学的リスクや政治的リスクに過敏に反応する銘柄のため取り扱いには世界情勢の分析が必須です。
株式指数
各国の主要な株式市場全体に投資することが可能です。例えば、日本国内でいうと日経225指数に投資することができます。
個別銘柄に対する投資ではなく、市場全体に対して投資を行うためトレンドに乗ることを意識することで利益を上乗せすることができるでしょう。
暗号通貨
FXGT最大の特徴とも言えるのが、極大リスク・極大リターンを望める暗号通貨に対して投資を行うことができる点です。
ビットコインに代表される暗号通貨は少ない資金でも大きく稼げる可能性がある金融資産です。
しかしながら、資金を失う可能性も非常に高い資産でもあるため取り扱いには慎重になる必要があります。
金融商品が多数揃っていることのメリットについて
FXGTは前述したように金融商品を多数揃えている海外FX業者です。
この特徴から、各金融資産の特徴を踏まえて、あなたのアセットアロケーションを組みその配分比率を勘案しながら投資を行うこともできます。
海外FXは最大実効レバレッジ500倍という言葉に魅力を感じますが、投機ではなく投資を行う場合には、急な変動に備えてロスカットされないようにレバレッジを下げて、できるだけ分散投資を行うことが基本的な最適解となります。
「たまごは一つのかごに盛るな」という格言があるように、為替取引のみや個別株式銘柄のみの投資というのは非常にリスクが高いのです。
そのような中で、ワンストップでレバレッジが効かせて取引できる金融商品が多いのは、大きなメリットと言うことができます。
FXGTは実績が未知数故に危険性もある
さて、FXGTの一番のリスクは何があるでしょうか。それは、倒産によって入金した資金が返されないということです。
2019年12月に設立された会社のため、実績も未知数となります。その点からも倒産リスクに関しては常に備えておいて下さい。
会社の所在地について
FXGT本部があるのは、セーシェル諸島です。日本国内からかなり離れており、実際に運営会社を見に行くことは不可能に近いでしょう。
物理的な距離が遠いことから緊急事態が起きた際にはこちら側からアクションを起こすことが難しくなるリスクを抱えています。
倒産の可能性はあるのか
FXGTは複数のグループ企業によって運営される業者です。そのため、すぐに資金が枯渇するということは考えられません。
ただ、リーマンショック級の経済危機が来てしまうことは絶対にないとはいい切れず、それによって倒産してしまうということもあります。
そのため、資産全額を全てFXGTに預け入れることはリスクが高いと判断してください。また、FXGTでは、日本のFX業者と違い信託保全がなされていない可能性があります。
信託保全がないと、どれだけハイレバレッジでリスクをとって儲けても、FXGTが倒産してしまったらあなたの財産が全てなくなってしまう可能性もあるのです。
FXGTで海外FXに初挑戦する際のリスクは?
ここまでは、FXGT特有のメリットや安全性、危険性について解説してきました。
次は海外FX特有のリスクについて解説していきます。一般的な海外FXのリスクにはどういったものがあるのでしょうか。詳しく解説してきます。
レバレッジの魅力と危険性について
海外FXの魅力とも言えるのが、最大500倍の実効レバレッジです。簡単に計算しておくと、1万円で500万円分の取引ができるということです。これだけでも、かなりのハイリスクの取引になっていることが分かります。
レバレッジを高めることで、少ない金額でも資金効率よく稼ぐことも可能です。
一発逆転を賭けた投機も可能で夢がありますが、資金を全て失ってしまうリスクとも表裏一体です。
キャンペーンはあくまで集客の手段であること
海外FX業者では資金力を活かして、新規契約を誘致するために多額のボーナスが用意されています。
しかし、キャンペーンはあくまで業者側の集客手段であり、様々な制約がついてきます。
例えば、ボーナス分はあくまで証拠金としか使用できず、引き出しができないということもありえます。
海外FX業者のキャンペーンに引きずられることなく、あなたにあった業者を選ぶことが重要です。
海外FXを行う上での注意点について
最後に海外FXを行う上での注意点について解説していきます。
口座凍結などの緊急事態で日本からアクションを起こせないこと
海外FX業者の本社機能は物理的に距離が離れていることから、緊急事態に対して日本からのアクションを起こすことがすぐにできません。
具体的にいうと、様々な理由から口座凍結になった場合には国内業者であれば簡単に電話連絡が可能ですが、海外業者の場合言語や時間の問題からすぐに接触をとることができません。
こういった場合に、手間や費用がかかることが往々にしてあるため、約款などにはしっかりと目を通すようにしてください。
追証はないが日本国内と取引ルールに違いがあること
海外FX業者は日本国内の業者とは違い、追証が求められることはほとんどありません。
この例のように、日本国内と取引ルールには違いがあります。取引ルールの違いについて詳細に解説します。
スワップポイントは基本的に自分で計算する
日本のFX業者の場合には、スワップポイントの表などが用意されており、簡単に毎日のスワップポイントを求めることができます。
しかしながら外国FX業者の場合、このような細かいところまでのサービスは期待できません。
スワップポイントの計算方法は業者のホームページ上に表示されていますが、具体的に日本円に直すといくらになるかまでは分からないことがほとんどです。
取引手数料が発生することがある
日本国内FX業者の殆どは、取引手数料はゼロの場合がほとんどです。これは取引の際にスプレッドが開いていることが理由ですが、外国FX業者の場合取引手数料が発生することが多くなっています。
スワップポイントのレートが日本と大幅に違う点
海外FX業者の場合には、スワップポイントが各業者間でかなり異なってきます。
日本国内の場合にはいくらかの違いはあるものの、似通っている値になっているため感覚でわかる場合もあるでしょう。
一方海外FX業者の場合には、各社のスワップポイントを確認しておかないと資源国通貨のロング取引でもマイナススワップが発生する可能性があります。
まとめ
今回の記事では、FXGTのメリットや安全性、危険性について解説してきました。また、FXGTに限らず海外FXにチャレンジする際に、日本国内ではあまり考えられないルールについても目を光らせなくてはいけません。
投資環境を整えるためにも、海外FXにチャレンジする際には事前の調査がとても重要になってきます。しっかりとした情報収集を行い、リスクヘッジに努めましょう。