FXGTを使ってみたいものの、その前に取引にかかる手数料がわからないと悩む方もいるでしょう。FXに臨むにあたり、直接の取引額以外の費用を知っておくことは大切です。
今回はスワップやスプレッドなどの取引に関する手数料を紹介し、FXGTでかかる金額などを挙げます。ほかのFX取引所との比較も交えるので、この記事を読めば手数料だけでなくFXGTの利用コストも学べます。
Contents
FX取引時には複数の手数料がかかる
基本的にFXには売買額以外の手数料がかかります。代表例が取引手数料やスワップ、スプレッドなので、それぞれの定義を解説します。
取引手数料はFXでは無料が基本
FXでは一部のプレミアム口座を除き、取引手数料無料の場合がほとんどです。株や仮想通貨などほかの投資分野なら一度の売買ごとに手数料がかかってしまい、取引回数を絞る必要性が出てきますが、FXではそのような懸念がありません。
FXGTでも外貨の購入費用や売却益に手数料が加わることはないので安心できます。以上の背景からFXは狙った利益のほとんどを手に入れやすい印象です。
スワップの意味
スワップとは、2つの法定通貨を交換するときの金利の差という意味です。世界中の法定通貨はそれぞれ金利が異なり、毎日金利差で生じたポイントが出ます。FX取引ではスワップの意味や金利政策の違いなどを学ぶことが大切です。
買いポジションと、持っていない分を売って後々の買い戻しを約束する売りポジションでプラスとマイナスが違う銘柄もあります。慣れないうちは買いポジションでプラス金利の法定通貨を狙うことがおすすめです。
プラススワップで臨時収入がもらえる
金利の安い通貨で高い方を買い保有し続ければ、毎日プラススワップが発生し臨時収入がもらえます。
たとえば日本円で米ドルを買った場合は、後者が高金利なのでスワップポイントはプラスになりお得です。
マイナススワップで損をするケースに注意
金利の高い通貨を払って低金利のお金を買ってしまうとマイナススワップになります。毎日のスワップポイントも手痛い出費になり続け、長く持つほど損になっていきます。
たとえば米ドルを売りながら日本円を買うと、後者が低金利なので毎日出費が出ます。放ったらかしにしていると口座残高が大きく減ることもあるため注意が必要です。
スプレッドの意味
スプレッドとは買値と売値の差であり、ほとんどは買値の方が高くなります。取引所によっても買いと売りの金額差が異なります。そのため買う場所と売る場所を別々にすることでスプレッドを1円でも縮めながら利益確保に努める「アービトラージ」という戦略もあります。
スプレッドは狭い方がお得
スプレッドは買値と売値の差が狭い方がお得です。取引所によって広さが違うのでどれを使えばお得かわからない方もいるでしょう。しかしスプレッドが狭い方が、買った法定通貨を売ることで確定する損失額を抑えられます。
FXGTは同じジャンルの取引所でも狭いスプレッドが特徴なので、知らず知らずの損を避けたい初心者におすすめです。
スプレッドは急に広がることもあるので注意
FXに限らず投資の世界ではスプレッドが急に広がる可能性に気をつけましょう。取引所の営業中は秒単位で買値と売値の差が変動しているので、定期的なチェックは欠かせません。
特定の場所での取引総数が少なくて「流動性が低い」状態であったり、通貨レートが急騰や暴落にいたったりすることでスプレッドの急変動も起きます。
国際的な影響を与えるニュースは法定通貨の価値に響きやすいため毎日の情報チェックが重要です。
FXGTでかかる取引手数料やスワップ、スプレッドは?
FXGTを使いたくて取引手数料やスワップ、スプレッドが気になる方も多くいるでしょう。それぞれの詳細情報を述べます。
取引手数料
FXGTでは多くの他社と同じように売買に手数料がかかりません。法定通貨の為替変動で利益を確定できても、一度の売却手続きで手数料の差引を受けたくないと望む方もいるでしょう。FXを使えば取引手数料を気にすることなく投資できます。
ほかにも入出金手数料なども条件つきでタダで済ませられるため、取引以外の余計な出費を気にしないで使えることがポイントです。
スワップ
FXGTのスワップポイントは銘柄によりプラスやマイナスの幅が異なるため、各通貨を見極めて利益を狙うことが大切になります。同社の公式ホームページではスワップを随時更新しているため、予測の参考にしましょう。
スプレッド
FXGTは歴史の浅い場所ですが、設立当初からスプレッドの狭さで好評を受けています。当社では仮想通貨も含めた多様な取引ペアを扱っていますが、どの組み合わせも買値と売値の差で他社に負けていません。
スプレッドによる知らず知らずの損を避けたいユーザーは多くいるでしょう。そうした方々にはFXGTの魅力が伝わるかもしれません。
FXGTと他取引所の取引手数料スワップ・スプレッドを比較
FXGTの取引手数料・スワップ・スプレッドを有名な他社と比較し表に仕上げました。口座はスタンダードの場合でそろえています。
取引所名 | 取引手数料 | スワップ(USDJPY) | スプレッド(USDJPY) | |
---|---|---|---|---|
買 | 売 | 買 | ||
FXGT | 無料 | 3.33 | -10.12 | 1.4 |
XM | 無料(Zero口座を除く) | 2.62 | -8.58 | 1.7 |
LANDFX | 無料(ECN口座を除く) | 2.3 | -10.2 | 1.7 |
FXGTはスタンダード口座しか扱っていませんが、他社の同クラスの口座と同じく手数料なしで取引可能です。スワップポイントは買いポジションで他社より得しやすい傾向となっています。スプレッドはほかよりも狭く済ませやすい印象です。
FXGTでスプレッドが狭い銘柄は?
FXGTでは50もの為替通貨を扱っており、スプレッドも異なります。取引時の利益確保には通貨別に買値と売値の差を見極めることが大切です。以下にスプレッドの狭さでおすすめの通貨ペアを6つ紹介します。
USDJPY
米ドルと日本円の組み合わせで、人生初のFX取引でこれを利用したユーザーも多くいるでしょう。日本とアメリカでは基本的な金利政策に差があり、USDの方が高金利です。そのため日本円を米ドルに替えることで、プラススワップの可能性も高くなります。
この銘柄からFX取引の手順を覚えていき、慣れてきたらほかの銘柄に移るとよいでしょう。
EURUSD
ユーロと米ドルの組み合わせで、FX初心者が最初に手をつけやすい銘柄のひとつです。どちらも複数の国の法定通貨として活躍しているため、FX業界でも取引量が多く安定しています。
先進国の通貨同士なので、国政に関わる重大ニュースが起きても、ほかのペアよりもダメージに耐えやすい傾向です。特にユーロはここ数年の価値上昇が目立っており、人気銘柄である米ドルとの組み合わせで大きな利益が狙えるでしょう。
AUDUSD
豪ドルと米ドルの組み合わせで、長期保有で強みを発揮します。トレンドが長く続きやすいので、状況を正しく判断すれば安定した利益も期待できるでしょう。一方で短期・中期では小刻みな価格変動を繰り返しやすいので、1日単位での取引には向いていなさそうです。
投資全般において長期保有は初心者におすすめできる戦略のひとつであり、AUDUSDはその実践にふさわしい銘柄と考えられます。
EURGBP
ユーロとイギリスのポンドを組み合わせた銘柄です。ヨーロッパの通貨同士であるためスプレッドの狭さが特徴であり、FXGTで売買することで利益を取りやすくできます。
この組み合わせは値動きの仕方も似ることが多く、短期・中期投資に向いているでしょう。プラススワップも出やすいので、適切なタイミングでポジションを切り替えることで臨時収入も続けられます。
GBPUSD
イギリスのポンドと米ドルを組み合わせたものです。リーマンショック以降レンジ相場が続いていますが、日単位や週単位で見ると激しい値動きが目立ちやすい状況です。そのため短期投資で利益を狙う人に向いた銘柄でしょう。
日本時間の夕方になると大きな値動きを見せやすいようなので、該当する時間帯の値動きは注意深く見守り、取引に役立てましょう。
USDCHF
米ドルとスイスフランの組み合わせです。2015年にEURCHF(ユーロとスイスフラン)が大幅な下落を見せ、スイスショックが起きたためにフランを警戒するユーザーもいるでしょう。
しかし米ドルとの組み合わせではスプレッドの差が狭いだけでなく、プラスのスワップポイントが大きく出やすい強みがあります。このように金利差が大きな通貨はプラススワップ目当てにポジションを取りやすく、初心者でもこなしやすいと考えられます。
FXGTのスワップやスプレッドで損をしないヒント
FXGTを使っていて取引額以外の出費が気になる方のために、支出を抑えるヒントを紹介します。
日本円より高い金利の通貨を買えばスプレッドの損を補える
FXに参入したら、最初に日本より高金利な通貨を狙いましょう。買いポジションでプラススワップにあやかれるので、スプレッドによる損も補いやすいからです。
特に米ドルは日本よりも金利の高さが目立ち、USDJPYとしてはプラススワップも高く出やすいため、初心者が買う銘柄としての安定感が期待できます。USDを通してユーロやポンドなど先進国の通貨を渡りながら確実な利益を取りにいく戦略がよさそうです。
取引回数を限定する
スプレッドの広さが気になるなら、取引回数を少なくしてはいかがでしょうか。これにより買値と売値の差の影響を受けづらくなります。
取引回数を限定することで、特定の銘柄の長期保有も行いやすくなるでしょう。特にAUDUSDのように上昇や下降トレンドが長く続く銘柄なら、売買の頻度を絞っての長期保有で利益を狙いやすくなります。
取引数量を限定する戦略も
マイナススワップや広いスプレッドが気になるなら、取引数量を絞る戦略も考えられます。以上のような取引額と違ったコストは、数量が多いと比例するように積み重なってしまうでしょう。
プラススワップであればスプレッド分を補える可能性がありますが、マイナスだと毎日持っているだけでコストがかさむので要注意です。どうしてもまとまった量の取引を狙うなら短期間に抑えましょう。
以上のことから取引数量を限ることでコストを節約する方法も考えるとよいでしょう。
まとめ
FXGTは取引手数料が無料であり、プラススワップの銘柄も多くあります。スプレッドも他社より狭いので、初心者でも安心して取引に臨みやすいでしょう。特に元々の取引量が多い銘柄はほかで行なった場合よりも利益を上げられる可能性が高いといえます。
今回の記事を読んでFXGTが気になったら、早速アカウントを登録してみましょう。登録や入金でキャンペーンがもらえることもあるので、要チェックです。